Ryoji Suzuki Memo

考えないならバカになる。考えすぎてもバカになる。繰り返すだけじゃバカになる。忘れてばかりもバカになる。バカに気づいてバカやめて、バカにまみれずバカなおす。

町内会の班長になった。地域の夏祭りの準備等があるので、班内の各宅へ挨拶回りをした。日曜の午後のことだったけど、みなさんご在宅だったので、いっぺんに済んでしまった。自分の感覚では、お伺いした先々の方々と、その場で直にお会いできたことを珍しく思ったし、ちょっとびっくりもした。

今、家の中全体を掃除している。普段手をつけない所を掃除している時に、処置に困るものが、花瓶とか壺の類。ぞんざいに扱えないし、その価値にも興味がない。果たしてどうしたものか。しばらくぶりに対面しては、毎度の悩みなのです。

自分にとっての「わからない」を追究すると、その「わからない」の中の、わかっていることが微かに浮かび上がってくる。その「わかっている」でさえ、本当にわかっている？わかっている気なだけじゃない？と、他者に説明できるかどうかを追及して、初めて、「わかっている」ということが見えてきそう。

脳は予測することが得意でも、現状把握が苦手だったりする。たとえば、思い込みが先行してしまい、今起きている現実を見誤ることもよく起こるだろう。こういうことが、集団の意識として常態化するようなら、世の中は益々危なくなる...能書きより、まず普段の自分をどうにかしないと。

指を見つめた。爪、関節、そして手のひらへ。これまでは便利な道具のように扱っていた。そうではない。身体のどんな部位にも、きっと、気持ちだって意識だってあって、共に助け合って生きている。これからは『足さんお腹さん、おはよう』『今日もよろしく』...と。毎日のほんの一瞬でも。

ピントが合わない。合っていたのが合わないのではなく、元々が、それか、何処かからか、が、合っていない。ブレていたりズレがあったりぼやけたりしている。気持ち悪い。合わせられそうなところから、ピントを合わせよう。