『欠点』と向き合うのは難しい。自分のことでも、他人のことでも。自分の『欠点』を見出して、それを他人に言うのは簡単ではない。他人の『欠点』を見出して、それを本人に言えることもあれば、言えないこともあるだろう。自分と他人は同じではない。他人と自分も同じではない。同じこともあるかもしれないし、「違う」と思っても理解できることもあるだろう。他人に自分の気づかない『欠点』を指摘されて、そうそうは平気ではいられない。自分で知る自分の『欠点』を、他人に指摘されたなら、相当落ち込むのもおかしなことではない。ところで『欠点』とはなんだろう。自分で決める自分の『欠点』もあれば、他人に言われて『欠点』と思い込む『欠点』もあるかもしれない。自分からは『欠点』に見える、他人の「何か」について、当人にとっては『欠点』でもなんでもないこともあるだろう。『欠点』と向き合うとき、それを話せる相手がいるだろうか。『欠点』に見える「何か」があったとき、それを話せる相手がいるだろうか。もし、それらを話し、『欠点』について、なんらかの話しを続けられる相手がいるのなら、それはとても幸せなことなのではないだろうか。『欠点』が『欠点』でなくなるときの自分と向き合えたなら、それは幸せすぎるくらい恵まれたことなのではないかな、そう思った今朝の自分だった。
長所とか短所とか
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