さて。今日は『旅』に出よう。短時間ではあるけれど自分探しの『旅』に。自分は想像することが多い。「想像力豊か」などの表現から、自分がこれまで生きてきた過程では「想像力」という言葉の意味には「良いこと」「褒められること」に値することも多く、自ら進んで何かと「想像」してきたものだった。『旅』と言うなら、それが脳内のことなら、自分探しであってもなんでも、ここぞとばかりに想像を働かせることだってできる、そう、自分は「想像が得意」だし。さてさてここで。ところが自分探しの『旅』とはその想像がネックになる、いや、問題になる。「想像における自分」であってはならない。自分を知るのに「想像の中の自分」ではならない。あくまでも「現実の自分」を見つめよう。「他人から思われる自分がどうか」ではなく「実際の自分がどうか」「本当の自分はどうか」「自分はどんなだか」「自分はどう感じているのか」「自分はどうしたいか」「自分はどうありたいか」という「自分の今」のことだ。その「今の自分」の行きたいところは「想像の彼方」ではなく「実存する意識」に舵をとろう。いや「舵」という表現もどうか。そこに居よう、そこに在ろう、どうしたいか、どうありたいか、今どうか、何を感じているか、今何をしたいか。想像ではなく、想像の橋渡しではなく、あてのない評価や想像での反応ではなく、思考世界ではなく、今自分は歩いているのか見ているのか、目の前の時間を、自分の心を、自分の体感を、自分自身を。さあ、そろそろ『旅』から戻ろう「今ここ」に。
探しもの、見つかったのかな
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(メモ＆ダイアリー)は Ryoji Suzuki の日々の心の足跡。自分向けのメモですが公開しています。良かったらご覧ください。ブログはこちら⇒