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Ryoji Suzuki Memo

memoRyoji Suzuki image (メモ&ダイアリー)は Ryoji Suzuki の日々の心の足跡。自分向けのメモですが公開しています。良かったらご覧ください。ブログはこちら⇒ねむれないあなたへ

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はい・いいえ

はい・いいえ


自分のこころのうちにあるものが自らの発する言動によって打ち崩されてゆく。言葉とは斯くも恐ろしいものであったか。自分のうちにあるものは言葉によって表現し得ない、そう思っているうちはまだよかった。言葉で表現し得なくとも音によって表現できればまだよかった。言葉で表現し得なくともそれは自分が未熟なのであって、覚束ないなりにも足りない部分は努力や時間で補えることもあるだろう、と、タカをくくっていたんだろう。言葉は遥かに自分を超え自分の意とはかけ離れたところで光彩を放つ。自分は永遠に言葉にはかなわない。自分が言葉を使いこなすなんて到底無理だ。何かを発するよりは、隠れていたい、黙っていたい。『はい・いいえ』と答えることさえ身を切り刻む思いがする・・・と、つまりはこんな気持ちも。


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自分ループ

自分ループ


自身の引き起こす行為に自らが陥ってしまう現象がある。「自分ループ」とでも言おうか、もしかしたら専門的な表現もあるかもしれない、が、ここではそれは調べない。自分自身が自分によって振り回される感じには、様々なケースがあるだろうから、ここではひとつのパターンのみ、今さっき自分が「そう感じた」ということだけの執筆を試みてみる。『ブログとは』という、自身の書いた過去記事を私は再読した。再読するに至るのには、たまたまアーカイブのページを開いたところ、『ブログとは』というタイトルが目に飛び込んできたので、そのエントリを開いたわけだが、『ブログとは』というお題に対し、びっしりと書き綴っている自身のことにまず驚いた。次に「うわぁ、こりゃ読み切れないな」と感じたのだが、どういうわけか自然に読み始めていた。そして結果的にさらっと読んだし、読んだ後、特にその内容に違和感が残るわけでもなかった。けれど、その記事を書いたおよそ2年半前と、今の自分の周りの状況の違いはおおいに感じた。この『違い』の、なんとも「言い表し難い感じ」に自らが陥ってしまったのだ。自らが取り扱ったテーマに対し果敢に挑んでいるような当時の自身の姿勢に今の私も感服しなくはないが、そのテーマの大きさを今思うととてつもない大きさをも感じてしまい、それだけで「・・・・」となる私自身がここにいる。でも書ける時、言える時に書いたり言ったりしないことにはその後も先もないのかもだし、ね。


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表現

表現


表現することに楽しみもあれば物憂いこともある。言葉は普段の表現手段だし、その言葉には会話表現やメールなど文書表現もある。書籍、動画、写真、アニメ、絵やイラストといった表現方法、踊りや歌舞などの身体での表現、音においては演奏や作曲も表現手法のひとつだろう。何かしらを表現するには、その表現を受け取る相手があってこそ、その表現の意味が形を成してくる。その相手が目の前にいるのなら、使用言語や伝達スタイルの云々より、身振り手振り、表情や雰囲気のほうがむしろ表現として伝わったりするだろうし、長く時をともにする者か、初めて出会った者か、で、同じ表現と言っても随分異なる意味もあるだろう。電話の会話では音声による表情を感じても相手の姿かたちは見えない。メールや手紙ではその表現を受け取った相手の表情や感情をリアルに得ることはできない。文字又は音声チャットはある一定の近い共有者同士~おそらくその共有者独特のニュアンスが強くて、その外側か内側か、で、随分壁がありそうだし、表現どうこうより、お互いが望む安心感や世代ごとの事情、慣習が何より作用する、ということもあるような気がしてならない。様々な表現にあらわれる筈の自分の心や気持ち。表す前に疲れてしまわないよう、気づかず歪めてしまわないよう、なにやら工夫がいる、そんな時代なのかも。


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楽譜の意味

楽譜の意味


私が楽譜を重宝したのには、「無音」状態で楽音を創造できることにあった。例えば機器を使用して音が再生される以上、そこには時間が存在してしまう。その時間の流れが起きることによって「音の変化が生じる、そういう制約になる」という点が私には邪魔であった。楽譜上ではその一点に、とどまるも、逆戻りするも、進むも、私の意志の自由である。では楽器、例えばギターなら。ギターであっても、ピアノであっても実音を鳴らす以上、時間の流れに関して「音の変化が生じる、そういう制約になる」というのはやはり起こりうる。何らかの原理で発音されたものは、アタックからリリースまで物理的な変化は免れない。ならば正弦波によるシンセサイザー音ならどうか。確かに、正弦波によるシンセサイザー音は自分の好みの音種である。ひととき、音の出るチューナーを数台同時発音することを実際好んだのも私である。でもそれも楽譜に楽音を記す、その動機とは意味がかけはなれてしまう。つまり音が鳴ることでそこで動く感情も大切には大切だが、私が自分でコントロールしたかったのは「自ら楽音を導き出すということの体感」を掴みたかったのだ。その一番身近であってギリギリなところから発する動機を自覚するには、自己にとっての時間の流れのコントロール下の『無音』でなくてはならなくて、その無音状態、さらには時間の流れの影響を限りなく受けない状態で『音を記録できるツール』、それが楽譜だった、ということなのである。


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楽譜との再会

楽譜との再会


楽譜との別れ』からおよそ10年、バンドの活動が難しくなった頃、独り自宅の部屋のデスクに向かい、ペンを片手に五線ノートを目の前にしている私がいた。その頃(その当時)の追想は『スタジオの重いドア』『アナログマルチトラックテープレコーダー』『メンテナンスに止め処のないコンソール』であって、そういった機器は、バンドサウンド制作には欠かせないレコーディング環境、音響機器群の壁、いわゆるアトリエであり、それらは私が自ら望んだ環境であり、また私自身が10年かけて進んでそこに身を埋めたのであった。その自ら構築した環境から折よく抜け出すことができたのと同時に、それまでの全てのモノを失ったのも私である。全てのノイズから解き放たれた私は、心静かに音符をひとつひとつ、紙に記してゆく。1小節、2小節、と五線譜に自らの手で描かれる音符、その音符からこれまた無限の拡がりが創造されてゆく。そこにはロックサウンドも商業ミュージックも何の制約もいらない。こうして私は「音に埋もれた環境」から脱し「無から音を創造する」こと、音は私の周りの、私自身の内のあらゆるところに存在し、それを私が、あるがまま、聴こえるがまま、手にとり集めればよい、ということを知る。そこに『楽譜との再会』があった。


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楽譜との別れ

楽譜との別れ


アマチュアバンドではロックを、クラブでは主にはフォークソングでの弾き語りを、そんな高校生活で益々音楽に傾倒した私は弾き語りでの作曲方法を身に付けた。その時点で楽譜はほとんど用をなさなくなったのである。そのような私でも地域のバンドコンテストでは毎年(3年間)賞を受賞できたし、弾こうとするポピュラーミュージックやロックサウンドのギターは楽譜にするまでもなく覚えて弾けるまで弾くことで用が足りてしまった。高校卒業後はそのまま音楽学校へ入学、音楽学校ではジャズプレイヤー科を志望したが、それと同時にバンド活動に専念した私は学校で学ぶよりライブハウスなどでの現場での活動を優先した。音楽学校の授業中にはっきりと感じたこと、それは「これらノウハウは必要な時に自分で勉強することだ」ということだった。その頃学校での授業の科目の一部では、コンピュータによる、楽譜や楽音の制作演習も始まっており、とにかく時代がこれまでの常識を覆すような全く新しい方向へ向かっていることだけは肌で感じ取っていた。私の解釈では「紙と鉛筆、ペンと五線譜の時代はもう終わるんだ」というふうに。


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写譜と楽譜離れ

写譜と楽譜離れ


私が小学生~中学生の頃は、コピー機がまだ当たり前の時代ではなかったので、ブラスバンドのパートごとの楽譜は、指導者の用意した楽譜を自分の五線紙(もしくは五線ノート)に写譜することから始まった。公演など演奏する曲目数のペースがあがると、写譜では追いつかないため、当時は「あおやき」という印刷によるパート譜が配られてきたものだった。中学生~高校生の頃にかけてアマチュアロックバンドを友人と組むようになってから、それでもコピーバンドを始めた頃は市販のバンドスコアを利用していた。この場合は当時比較的多くの者が知っている楽曲である、というのが演奏する場合の条件でもあったし、またそういうバンドの楽曲のスコアはそのレコードと共にレコード店での販売があり、また楽器店、あるいは本屋さんにも楽譜棚があったりして、多くの書籍と共に手に取り、その中身を見てから購入する機会も多々あったわけである。気の合う仲間同士から始まったバンドのスタイルからは、バンドのパートごとの演奏は、エレキギターによるコード伴奏と、ドラムによるほぼ決まったビートスタイル、エレキベースはそのドラムのビートの要のバスドラムの音とギターコードのルート音に合わせる、というノウハウがロックのスタイルとして定着するところ、それと耳で聴いて理解できる範囲がすべての主体となるところから、楽譜の必要性が徐々になくなってきたのである。


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