夜空
散歩の帰路、我が家の裏側あたりの路地でふと夜空が視界に入った。薄い雲の切れ間に星が光っている。「一瞬星が密集しているかのような気がしたのは、雲の切れ端が光っている星に混ざって見えていたせいかな」など思っている最中、路上中途で見上げていた恰好の自分の後ろから人影(一般の通行人)が近寄ってきたので、私はいくらか慌てた素振りで向き直り、表側の玄関にまわりそそくさと家に入った。何年か前に家の前の街灯がLED電灯に代わり夜間の明るさが増したのは良いが、ほんの少し夜空が遠くなった、そんな気がしている。(前回の続きは次回以降に書く)
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