及第点
まったくもって私の自己満足話。
母への配膳の後、母から「一緒に食べないの?」と言われ、今日は気分が優れなかったから「たまには独りでゆっくり食事させてくれ」と言い返し、さっさとキッチンを離れるつもりになってた時。ふと、最近の
鍋炊き炊飯(すいはん)で出来た、僅かな『お焦げ』を使って、自分用の食事のために焼き飯(チャーハン)を作り置きしようと思いつき、食卓で母と膳を並べないにしても、そういう形で母を独りにしないようにした。で、母のことはどうでもよいのだが、そうして自分でこしらえた焼き飯が妙に美味しそう。「味見に一口でも…」と、思って口にしたら『あ、これだ!』と。これまでチャーハンの仕上がりで少し焦がしてみたり、ネギを焦がしたり、スモークフレーバー要素のあるウィンナーを用いたり、勿論チャーシューを用いたりしてもどうしてもそうならない、私の「チャーハンイメージ」にあった『香味』がそこにあったのだ。本当にただの独りよがりけれど、時には自分を褒めてもいいかな、と思い、自分の生涯の焼き飯(チャーハン)チャレンジについてのみ、一旦ここで今日のその焼き飯を「及第点」として自分に許すことにした。そして結局残さず完食。
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