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ねむれないあなたへ
写譜と楽譜離れ
写譜と楽譜離れ
私が小学生~中学生の頃は、コピー機がまだ当たり前の時代ではなかったので、ブラスバンドのパートごとの楽譜は、指導者の用意した楽譜を自分の五線紙(もしくは五線ノート)に写譜することから始まった。公演など演奏する曲目数のペースがあがると、写譜では追いつかないため、当時は「
あおやき」という印刷によるパート譜が配られてきたものだった。中学生~高校生の頃にかけてアマチュアロックバンドを友人と組むようになってから、それでもコピーバンドを始めた頃は市販のバンドスコアを利用していた。この場合は当時比較的多くの者が知っている楽曲である、というのが演奏する場合の条件でもあったし、またそういうバンドの楽曲のスコアはそのレコードと共にレコード店での販売があり、また楽器店、あるいは本屋さんにも楽譜棚があったりして、多くの書籍と共に手に取り、その中身を見てから購入する機会も多々あったわけである。気の合う仲間同士から始まったバンドのスタイルからは、バンドのパートごとの演奏は、エレキギターによるコード伴奏と、ドラムによるほぼ決まったビートスタイル、エレキベースはそのドラムのビートの要のバスドラムの音とギターコードのルート音に合わせる、というノウハウがロックのスタイルとして定着するところ、それと耳で聴いて理解できる範囲がすべての主体となるところから、楽譜の必要性が徐々になくなってきたのである。
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