Ryoji Suzuki Memo

東北新幹線


私が新幹線に乗車するのは高校生の修学旅行以来だったかと。１１月２９日、根岸先生の絵画寄贈の同行のために岩手へ向かうのに、行きの大宮駅から盛岡まで乗車した新幹線は東北新幹線「はやぶさ」であり、帰りの１１月３０日に盛岡から大宮まで乗車した新幹線は秋田新幹線の「こまち」である。その「はやぶさ」と「こまち」、大宮駅では２種の新幹線が連結した状態で盛岡まで行き、盛岡からは連結を解き「はやぶさ」は新青森方面へ、「こまち」は秋田方面へ向かう。また盛岡では先に入構した「はやぶさ」が乗車ホームで少々の待機、後から、秋田方面からきた「こまち」がホームの目の前で、静かに、どことなく厳かに連結を済ませ、ふたつの新幹線はひとつの東北新幹線としてそのまま大宮方面へと向かう。こう書いてしまうとなんだか味気ないが、目前で初めて見る「それ（＝連結シーンや目を惹くデザインやメカなど）」は何気に愉快でもあった。

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