Ryoji Suzuki Memo

お酒


私は最近では殆んどお酒を飲まなくなった。酒量がもっとも多かったのは２０～３０歳くらいまでの間。３０歳前後のいつの日かに、それまでのように楽しくたくさん飲んでいたら、その頃までには経験のないような、身体～腰のあたり、背中の内部のあたりに痛みがでて、あれこれ不安に思うよりもなんとな～くお酒から離れていった。パソコンをいじるようになったことも「飲まない」という自覚を持つことになった大きなきっかけだ。１０年くらい前の間には「お酒が嫌い」になったこともあった。そして今は「おいしいお酒」や「おいしく飲めるお酒」なら楽しく飲むだろうし、お酒の味や酔う感じは嫌いではないし、ドラマや小説、漫画などに「お酒、美味しそうだな」と感じる描写があると、つられて飲み出すことも稀にある。お酒を飲むような席で、なんとなく嫌な気持ちになることはなくはないけれど、相手が楽しそうに飲んでいる様子を近くに感じる時や、普段の自らをもの凄く制約しているような人が、良いお酒を楽しんで、愉快にくだけていたり、たくさんの笑顔が溢れている様を感じると「お酒って、いいよね」と純粋にそう思う。

過去記事⇒酒

---