Ryoji Suzuki Memo

鬼の創造


鬼、妖怪、神、人間・・・。人間は「私こそが上である」という、そういった自意識を条件に持ちながら、常に自分より上の立場の者を気にし、その延長には想像上の神や魔の存在をいちいちイメージしながら、実質は草木や自然、動物という物理的な仲間の中で、然もリーダーシップを演じ、そこで皆平等だと学び続けている。もし誰もが「本当は上も下もない」と本当の意味で気付いたなら、この地球という檻の中から飛び出し、ひとつ次元上昇した何か新しい感じのする展開へ結んでいけるのだろう。～と、人間以外のすべての想像側から人間という創造をする、と想像していたら、上述のようなゴタクが並んだよ。

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