地球の限界は、利権争い、経済、そもそもそこに根付いた種族間の価値観の違いにあった。本来はそういった全て、地球のあらゆる要素は、全生命体にとっての格好の学習の基盤ではあったのだけれど、光と闇の折り合いがこれまでどおり当然つかないことから、全てを失う危機に瀕した~どのみち、銀河系の中でも太陽系という、もっとも宇宙全体のアクセスポイントであるこの地球という惑星が消えてなくなるのは全ての宇宙種族にとって共通するリスクである。地球を消してしまうくらいならまだ闇の勢力下のまま、もう何万年かチャンスの到来を待つほうが光の側にとってもなにかしらの打つ手立てを引き寄せる可能性がある、もっとも闇にとっても地球が消えてなくなるならそれはそれで居場所がない。今ここにきて地球上でいう時間の概念というものは消失したものの、パラレルな時間軸においては、それでも地球上に存続する種が現存していることから、いずれ空間の歪みでスピリット間のシンクロがおきても、霊体の収容先と、その道の行く末には架け橋が必要で、それらの実体験の場としてここ「バイオスフィア」に来た・・・それに気づくよりも先に、それを実感するよりも先に。今『夢のほとり』にこうして立っている、その君もすでに私自身であるわけだ。
PR