Ryoji Suzuki Memo

事を起こす前に『後手』もないわけだが、いわゆる「後手後手（ごてごて）」にならないようにしたい、と思ったり危惧したり、または、「ゴテゴテになっちゃうんだよなぁ」と、先行きの不安を感じること自体は決して悪いことではないと思っている。きちんと予定通りことを進める、とか、プランニングを大事にする、とか、出来るように目算を立てる、とかも、事を起こす前に見定めるのに大切である。事を起こす前に、「不安」「自信のなさ」が自己の思惑のうちを大きく占めるようになると、それはそれで、中々手をつけられない、思い切れない、一歩が踏み出せない、先に進めない、ふんぎりがつかない、などの感情に苛まれてしまうことにもなりかねない。自分のリアルな関係では自身も含め自分の身の回りの方々においても、一人が何役もこなしてしまう、それか、望まれてしまう、それか、やむを得ずそうなっている、それか自らそのような境遇に身を投じる、というケースが多くなってきているように感じる。ことの判断の場で遭遇することのうちには、予定に対する性格的なかたくなさのうちでのこともあれば、自分の度量を認識、自覚した上での慎重さでもあり、また何でもこなしてくれる、みなから頼りにされてしまうような傾向もあり、で、それぞれの立場からでないと、なんともいえない、もしくは如何ともし難いケースもあり、で、「ゴテゴテになってしまっているように見受けられる」ことが起きていた、としても、それはそれでどう言い様もない感じを得ることもある。私はどうだろう。ただ「ゴテゴテになっちゃうんだよなぁ」とよぎったところからこんなことを書いてしまった。自ら『後手』に回ってませんか。

「先手必勝」かぁ

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