Ryoji Suzuki Memo

前回、このメモに「悪人」を書き出してみた。因みに「悪人」とは、一般論ではなく、自分の独り言メモである。そこで「善悪ってなんだろう」と、素朴な疑問が浮び、つきなみかも、だけれど、『善人』と思える理想を書き出してみよう、という気になった。｜・善人でありたい、と願う者・善人と言われる振る舞いに感化できる者・困っている人苦しんでいる人を助ける人・自分の立ち位置を把握し善くなるように努力する者・反省をする者、反省できる者・思いやりを人に押し付ける前にその人の立場を知ろうとする者・思い込みや想像を膨らまし押し付ける前に現実を見ようとする者・環境や現場に相応しい判断をしよう、と先ず考える者・善悪の区別がつく者・自分に正直である者・その場限りの利得に振り回されない者・恩を忘れない者・いわゆる「善人ぶる」ではない者・知識を悪用しない者・世の理（ことわり）を探求しようとする者・人の辛さ、苦しみを理解できる者・悪にならないよう善を求める者・自他共理解しようとする者｜まだまだありそうだけれど、『善人』は「悪人」と違って、なんか書き表しにくい。そこで次は「正誤」について興味がわいてきた。『善人』が「正しい」とは限らず、また、悪人が「誤り」とは決め付け難い。時代やケースで価値観が異なることもあれば、逆転することもあり、また未解決、未定、未来では起きてみなければわからないこともある。偶然もあれば、その「善悪」「正誤」の組み合わせで見えることもあるだろう。生きるためのテーマなのかな。自分は『善人』でありたい、と願う感じもまた不思議と欠けている気がする。こういった考察は難しい、程ほどにしないと。哲学の分野かな。

正誤、偶然、過去未来、知識、哲学、心理

---