Ryoji Suzuki Memo

私は人間だ。よって人間以前の自分の意識体としての『記憶』がない。人間の知識では人間以前は意識体としてどんなでも存在がどうであったか、などの教えがない。宗教などの教えではそうでもないかもしれないが。なので、自分が「人間以前の自分の意識体としての記憶」がどうのこうの、と、言い出してもそれは想像に過ぎないし、自己の楽しみの域を超えることもおそらくない。というわけで、この『記憶』に関する想像はとりあえずは自由である。で、自由に想像したから、と言って、なにか具体的な想像を伴なうわけでもない、自分については。ただ、『記憶』という点では、無意識な反応や身体感覚の無意識な選択において、人知を超えたところで「まか不思議」な選択となっていることもあるような気がするから、ついついそういった「生きている」という上で残る、生まれたときからの『記憶』だけでは、学びの度量が語れないことを思うときなどに、「生まれる前の自分はなんだったのかな」などの想像を楽しむ機会が訪れたりしたりする。時間の概念があったのかなかったのか、宇宙そのものがあったのかなかったのか、そんな漠然とした想像だけでも自分は楽しくなってしまう。そんな私です。

宇宙とか時間とか魂とか

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