『学習』と、書き出したところで、何か思い当たることもないけれど、自分のエピソードを思いおこしながら振り返ってみよう。『学習』ということで連想したのは夢だ。「夢」といっても、将来の夢とかではなくて、寝るときにみる夢。夢の中で、朝の登校直後の教室の様子、そのシーンをたまに見る。決まって、宿題やなんかを「忘れる」というシーンの夢だ。場面は中学生~高校生のころ、となる。夢の中で制服を着ているから。よく印象に残っているのは、「夏休みの宿題」を忘れる夢。忘れる、といっても「やることをやらない」「宿題を全部終らせないまま登校する」という自分の本当の実際の経験、体験、そのときの気持ちや感覚に基いた夢。でも、夢の中で「しまったな」というような空気感もあって、妙にリアルだ。夢から覚めたときに、いつでもなんだか懐かしい感じがして、しかし、それにしても随分前の感覚を今の生活の中で感じている、その懐かしい感覚のまま、目覚めた現在の時間に戻ってゆく、その妙な感じがそれはそれでなんともいえない世界に私を誘う。そしてまもなく明らかに夢から覚めた現実、今の感覚に戻るのだ。
『学習』というよりたわいのないメモになった
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