Ryoji Suzuki Memo

私は『無口』な人、もしくは「寡黙」な奴など、人間関係の中でそう表されることがしばしばある。『無口』と言われるか、「寡黙」とされるか、実際はそんなに意味が変わらないところでの言われ方であろう、なのでそこには自分的には拘らない。要は「口数が少ない者」というあたりが妥当だろう。気を遣ってもらえているという意味では、一部の親しい友人からは「鈴木君はしゃべりだすと良くしゃべるんだよ」などとその友人の友人に紹介されることも稀にあった。自分では実際どんな風に自分のことを見ているか。「あんまり口数の多い方ではない」と思う。両親、兄弟はそれこそ『無口』である。それでも父はしゃべりだすとしっかりしたものの言い方をする方である、そんな気がする。母に関してはまったく口ベタな様子で、私と母は口論などした事がない。そんな風になった、としても話しが続かないのである。そんなわけで「自分はしゃべるのが苦手」「自分は会話が上手くできない」など、少々のプレッシャーがあるにはあるけれど、こうして「モノを書く」となると、理窟っぽいと自分で思えるくらい、ごちゃごちゃ多角的に書き表そうとする、そんな風にも自分のことを思っている。それと「物音に敏感な自分」というのを、自分で自分のこととして知っているが、「会話を聞く」とか「話しの内容を意識する」というより、「音声を聞いている」「状況におけるモノ音や楽音に興味を向ける傾向が強い」、とでも、自分のこととして、「そうかもしれないな」的に今日はこのメモに記しておいてみよう。

「不言実行」とか「有言実行」とか

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