ギターを弾くこともあって、『爪切り』はマメにする私。切るだけではなく、ヤスリもかける。この爪切りの後の「ヤスリがけ」は、30年ほど前、山登りをよくするときが一時あって、そのとき出入りしていた山道具店の長老から、「ヤスリがけ」を教えてもらったものだ。登山靴を履き慣らすのに、「足の爪がのびていてはいけない、きちんと切った後、しっかりヤスリがけすることが大切」と、習い、実際に長老が私の足の爪に大きな鉄ヤスリを用いてヤスリがけをしてくれたことが大きく影響している。爪がのびたまま登山をすると、特には小指の足の爪が足の薬指の横腹に突き刺さってしまうことがあって、そういった小さな足の傷は、登山時には致命傷となることがあるからだ。ギターを弾くのにはそういう風な傷に発展することはないだろうが、爪をしっかり切り、しっかりヤスリがけをすることで、指先でフィンガーボードを押さえる際は、無駄な動きや無駄な力を入れずに演奏することができる。そんなわけで、私のバッグには必ず『爪切り』と「ヤスリ」が入っているのです。
「ダイヤモンドヤスリ」を好んで使います
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