Ryoji Suzuki Memo

『聞こえないようにしている自分』と『聞こえていない自分』。ゾーンみたいのに入っている自分は、ノイズを聞こえないようにしている。ところが、何かの状況で、慌てて考えることを始めたり、思うことに夢中になっていながら、そのことに自覚を伴わない場合には、聞こえていないことに気づかなくなる。

さて。意識とか無意識とか、自覚とか無自覚とか。そういうことを考えるようになったり、思うようになったのは悪いことではないのだけど、考えてばかりや思ってばかりいるのは、自分にしてみると、酔っている？ような感覚とあまり変わらないのでは？と。そこで、自分の『聞こえ』について触れてみます。

分別が出来て、整理ができたわけじゃないけど。酔っている？ような感覚に気づき始めたことがきっかけで、普段自分が何かを実際にどうかしたり、しようとしていること、してきたことの中には、自分にはどんな意識があるのか、や、自覚や無自覚について、具体的に考えたり思ったりするようになりました。

ゴミの分別とも一緒。分別をしようとし、その体験を繰り返してその必要性を考えたり反省しさえすれば、自ずとまだ使えるもの、無駄なもの、リサイクルに出すもの、処理の手間などから、そもそも必要かそうでないか、生産性のことや処理の意味を考えるようにもなれる。結果、不要なものは持たなくなる。

『正当性のフタを開けて～』に戻ります。入っている中身ひとつひとつのことじゃないんです。どうでもいいものもあれば大切なものもありそう。そういったものの自分の持ち方のこと。自分がしてしまっているのは、それぞれを散らかしたまま、ひと括りに意味付けをしたり。片付けようとしない自分の姿勢。

今朝は虹を見ることができた。６時前頃、南西方向の空から昇り始め、徐々に弧を描き、北側の地平に繋がって、そのまま暫く見え続けていた。約１時間は続いた。こんな虹、これまで見たことないし、生涯もう見られないかも...ですが。目前を行き来する人に一々わーわー言いたいけど、そうはいきませんね。

それはそれはずいぶん恥ずかしい思いをした。何酔っ払ってるんだ？と言われるほどはしゃいでいる自分を、当時、テレビ番組の録画で見たときのこと。テレビ東京の踊れバンバン！だったかな？アマチュアバンドが出演する番組。なるほど、これもひとつのトラウマになっているのかもしれないね、ヤレヤレ。